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今回は、知ってるようで知らない仏教についての豆知識ver2をお伝えしていきます。※仏教の豆知識ver1はこちら。
日本で仏式のお葬式が始まったのはいつから?
・仏教が日本全国に広まった奈良時代に仏式の葬儀が導入された
飛鳥時代頃から、古墳で行われる殯(追悼の儀式)にお坊さんも加わるようになり、追悼文の代わりにお経をあげるようになりました。聖徳太子が亡くなった時には、百済からお坊さんが来日したと日本書紀に記されています。
時代が下り奈良時代になると、本格的に仏教が日本全国に広がり、日本のお葬式や思想に影響を与えました。まず、死後の魂が違う世界に生まれ変わるという六道輪廻です。それまでは死後は黄泉の国に行くと考えられていたのが、生前の行いによって、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道の6つのいずれかの世界に生まれ変わるという教えです。そして、同じく死後の世界として、極楽もこの頃に伝わりました。
また、四十九日の風習も始まりました。それまで殯を何日行うか決まっていなかったのが、初七日からはじまり、亡くなった人が徐々に極楽へ行けるように7日毎に供養するようになったのです。
※六道 6つの世界
地獄道・・悪行を積んだ者が入れられる地下の牢獄。六道で最も苦しみの多い世界。
餓鬼道・・生前に嫉妬深かったり、物を惜しんだ人が行く所。食べ物が得られない世界。
畜生道・・生前の悪行の報いで動物に生まれ変わり、人間に傷つけられ互いに殺傷し合う世界
修羅道・・血気盛んで闘争を好む鬼神の一種、阿修羅が住むといわれる世界。
人間道・・六道のうち、私たち人間が住んでいるこの世のこと。人界ともいう。
天道・・六道のうち最上位の世界。天人であっても死後再び六道のいずれかに転生する。
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