川崎市、横浜市 お香典の表書きについて

2018/11/15
お香典

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今回はお葬式に参列する際に持参するお香典の表書きの書き方をお伝えさせていただきます。

 

そもそも香典とは?

通夜や葬儀でお金をお包みする事を「不祝儀」と言いますが、一般的には「香典」と呼ばれています。昔は各自がお香を持参して仏様にたむけていました。現在ではお香を持参する代わりに、お香料をお香典という形で包むことになりました。

香典を用意するにあたり、表書きの書き方で困ったり悩んだりした経験はないでしょうか?

宗教・宗派それぞれの思想の違いから内容に違いがあるため混乱される方も多いようです。「ご霊前」と書けばどの宗教でも大丈夫、という考え方もありますが、厳密にはご霊前が不適切な宗派もあります。ただ、現実的に、弔問する度に喪家の宗教、宗派を確認して対応することは無理がありますので分からない場合は、自身の宗教、宗派に合わせて表書きをされるとよろしいかもしれません。

※香典については別のページでわかりやすく説明させて頂いております。よければそちらのページをご覧ください。川崎市 葬儀における香典とは

 

表書き書き方と薄墨について

中央には自分の姓名もフルネームで記入します。

裏には郵便番号、住所、氏名、金額を記入します。親しい間柄であっても記入するようにしましょう。これにより香典の整理をするご遺族の方の負担を減らす事にもつながります。記入の際には金額などの数字は漢数字で記入をします。また、表書きを書く筆は「毛筆」や「筆ペン」を用いて薄墨で書きます。薄墨を用いる理由は、『本来は、きちんと墨を摺って濃い文字で書くべきところ、あまりの悲しみで力が入らない』という意味や、『悲しみの涙がすずりに落ち、摺っても摺っても薄くなってしまい、薄墨で書かざるをえませんでした。』という意味合いから薄墨でもよいとされています。

 

表書きの書き方の一例

仏式の香典の表書き(四十九日まで)

水引は黒白を使います。表書きの上段中央に「御霊前」と書く事がもっとも多いようですが、浄土真宗の場合は、「御仏前」と書きます。他にも「御香典」「御香料」と書く場合もあります。

 

忌明け(四十九日)後法要の香典の表書き

黒白または黄白の水引を使います。「御仏前」と書きます。

他にも「御供物料」と書く場合もあります。

 

神式の表書き

銀の水引を使って、「御玉串料」と書きます。 「御神前」「御榊料」と書く場合もございます。

 

キリスト教式における表書き

「献花料」や「御花料」と書きます。水引はなくてもかまいません。

 

二名の連名で包む場合

横に並べてそれぞれの名前を書きます。

連名は三名までが一般的と言われています。

 

複数で香典を包む場合

半紙などに香典をお出しになられる方全員の名前を書き、中袋に入れます。 表書きには「○○会有志」や「○○会社営業部一同」のようにグループを表す名称だけを書きます。

 

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