葬儀で包む香典の相場は?

2022/02/01
葬儀に参加する時、香典の金額に迷ったことはありませんか。
故人との付き合いや間柄によって、金額も変わってきます。
ここでは、一般的な香典の相場を紹介します。

▼香典とは
まず香典とは、故人の霊前の前に供える金品の事です。
故人に対しての感謝や気持ちを表すものになります。

▼葬儀の香典の相場は
相場と言っても、故人との関係性でかなり違ってきます。
■親族
・両親…3~10万円
・兄弟姉妹…3~5万円
・祖父母…1~5万円
・おじ、おば…5,000円~3万円
・それ以外の親族…1~2万円
■友人、会社関係
・友人…3,000円~1万円
・隣人やご近所さん…3,000円~1万円
・同僚…5,000円~1万円
・上司…5,000円~1万円
・取引先…5,000円~1万円
・社員の家族…3,000円~1万円
となっています。

▼香典を包むときの注意点は
■喪家の宗教
喪家の宗教によって、香典を入れる香典袋の表書きなどの変わってきます。
なので、事前に確認しておくと良いでしょう。
もし、分からない場合は「御香資」や「御香奠」と書くのが無難です。
■香典袋の表書きは毛筆で
急いでいたり、毛筆がない場合もあるかもしれませんが「毛筆の薄墨」で書くことが正式な作法になります。
■誰かわかるように名前を書く
葬儀中はバタバタとして、喪家側も弔問客を全員確認することが難しいです。
結婚して苗字が変わっているなど、後から香典を確認する際に誰だか分からないとお礼も出来ません。
表書きではなく、中袋に旧姓など書いておくと親切です。
■お金の揃え方
お札はばらばらに入れるのではなく、開いた時にお札の人物の顔が下にあり裏向きに入れておきましょう。
弔辞では、新札も使わないといったことがマナーとしてあります。

▼まとめ
葬儀の香典の相場から、注意点までご紹介しました。
もし、葬儀に参加することになった時は上記の事を踏まえて故人を弔いましょう。