喪主の言葉遣いについて

2022/04/15
遺族の代表者である喪主は、故人に代わって弔問を受けることが主な努めですよね。
葬儀の際に、喪主や家族は弔問客からお悔やみの挨拶を受けます。
ただ、喪主になった経験が初めてだったり葬儀の経験が少ないと、なんと返事をしていいのか分からない方もいると思います。
ここでは、どういった受け答えをしていいかなどの喪主の言葉遣いについてご紹介したいと思います。

▼喪主の受け答え

通夜や葬儀では弔問客からお悔やみの言葉をかけられるシーンがたくさんあります。
葬儀の進行は葬儀社が代行してくれますが、お悔やみの言葉を受けるのは喪主本人となります。
参列者からは「お悔やみ申し上げます」「ご愁傷様です」という言葉をかけられることが一般的ですが、そういった言葉をかけられた場合の受け答えについて以下にご紹介します。

■お悔やみの言葉に対する受け答えとは
お悔やみの言葉を受けたときに対する返事は、「恐れ入ります」「痛み入ります」などの返答でOKです。
その際には、相手の目を見ながら返事をし、深々と頭を下げましょう。
又、参列者から身体を気遣うような言葉をかけてもらった場合には、「お気遣いありがとうございます」と返答しましょう。

■注意したいこと
参列者は次々に訪れる為、1人と話し込みすぎることはやめ、人の流れを絶つことのないようにしましょう。
又、供物をもらったら「お心遣いをいただきましてありがとうございます」、気遣いの言葉をもらったら「お気遣いありがとうございます」と返事をしましょう。

▼まとめ
今回は、喪主の言葉遣いについてご紹介しました。
葬儀では長々と挨拶をする必要はなく、簡単な返事で大丈夫です。
もしどうしても言葉が出てこない場合は、頭を下げるだけでも構いません。
あなたももし、喪主になる場面が出てきた場合は、上記のことを参考にしてみて下さいね。