近年になって少しずつ広まってきた海洋散骨ですが、具体的な方法などご存知でしょうか?
今回は海洋散骨の流れについて、詳しく紹介していきたいと思います。
▼海洋散骨とは
海洋散骨とは、自然葬の一種で故人の遺骨をお墓に納める代わりに海へと撒く方法のことをいいます。
自分の死後は自然に還りたい、大好きだった海に眠りたいなどの意志があったり、少子化が進む現代において興味を持っている人が
多い埋葬の形になります。
▼海洋散骨の方法
海洋散骨の方法として、業者に散骨を委託する委託散骨・他の人と合同で散骨する合同散骨・個人で船を一艘借りて散骨する個別散骨
の3種類が一般的です。
▼海洋散骨の流れ
散骨業者により内容は変わってきますが、一般的な流れをみていきます。
■依頼・打ち合わせ
まずは業者に連絡をしましょう。散骨業者と遺骨の受け渡し方法を決めたり、どのような散骨方法を希望しているのかなどを
しっかりと伝えます。
方の場合は郵送の手段を取ることもあります。
■契約書作成
申込書・証明書・委任状を作成して遺骨を渡します。
■海洋散骨
業者は預けられた遺骨を粉末状に粉骨処理をして乗船して、所定の港から出航します。
遺骨は特別な水溶性の袋に入れられます。海上では散骨のセレモニーが行われて、散骨終了後散骨したことを証明する書類が
遺族に渡されます。
▼まとめ
海洋散骨を希望されている方は、良質な信頼できる業者を選ぶことが大切になってきます。
ホームページをしっかりとチェックしてみたり、費用の相場を多数の業者で比べてみたりして慎重に判断しましょう。
故人の意志をはじめ、遺族のみんなが納得できる散骨ができるように、事前に話し合っておくとスムーズに進みそうですね。