直葬とは

2021/11/01
葬儀の一つに「直葬」と呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか?
「言葉は知っているけど、内容はわからない」という方もいますよね。
今回は直葬とはどのようなものなのかをご紹介します。

▼直葬とは
直葬とは、通夜や告別式を行わないシンプルでコンパクトな葬儀のことです。
直葬とは別に、「火葬式」と呼ばれることもあります。
ご遺体を病院や自宅から納棺後、直接火葬場へ運び、火葬します。
以下のようなメリットがあります。

■費用が抑えられる
一般的な葬儀で使用する祭壇や供花がないため、価格がリーズナブル。
おもてなしのお菓子やお茶、お食事や返礼品も必要ないため費用もかかりません。

■遺族の負担の軽減
通夜や告別式を行わないため、葬儀の準備にかかる体力的負担や悲しみや辛さとなどの精神的負担を軽減できます。

▼直葬の流れ
直葬の流れは以下の通りです。
①お迎え、安置
臨終後は24時間以内の火葬が認められていないため、安置できる場所に搬送します。
自宅や直葬を依頼する葬儀社が指定する場所へと搬送、安置し、直葬の打ち合わせなどを行います。

②納棺
遺族立会いの下、納棺を行います。
死装束を着せ、花や思い出の品、故人の愛用品などを納めます。

③火葬
火葬場へ搬送したら、故人と最後のお別れをします。
10分~15分ほどの時間が一般的ですが、プランによっては1時間程度でゆったりとお別れの時間を設けることも可能です。

▼まとめ
直葬とはどのようなものなのかをご紹介しました。
最後の時だからこそ、故人の意向をくんだ葬儀を行いたいですよね。
葬儀に関するご相談やお悩みがある方は、お気軽にお問合せ下さい。