お通夜の意味とは?

2021/12/08
お通夜が「葬儀の前に行われるもの」という認識があっても、その意味について知っていますか?
もしかしたら、ご存じない方は多いかもしれませんね。
ここでは、お通夜の意味についてご紹介したいと思います。

▼お通夜の意味とは?

お通夜は18~19時頃から開始され、2~3時間かけて行われるのが一般的です。
お通夜の本来の意味について下記に紹介いたします。

■お通夜の本来の意味
お通夜とは灯りを絶やさずに夜通し行われる、ご遺体を見守る儀式です。
葬儀や告別式の前日の夜に、親族や親しい人が集まり亡くなった方の冥福を祈り別れを惜しみます。
遺族は灯りと線香の火を夜通し絶やさないようにします。
亡くなった翌日にお通夜を行い、翌々日に葬儀・告別式の日程を組むのが一般的です。

■日程を決めるときに気を付ける事
お通夜や葬儀・告別式の日程を決める際に配慮しなければならないことは、火葬から埋葬までの時間です。
法律で、火葬や埋葬は死後24時間以上経った後でないと行ってはならないと決められています。
その為、ご遺体を安置しておかなければなりません。
次に、斎場の空き状況についても気を付けなければなりません。
流れとしては、葬儀→告別式→火葬という流れになりますので、葬儀と告別式をする日は火葬場が予約できる日でなければならないため、お通夜は火葬場の予約が取れた前日になります。
火葬場は混雑具合では2~3日待たなければならないこともあるので注意が必要です。
又、日本では暦上で「友引」の日はお葬式は避ける風習があります。
友引の日は火葬場が閉まっていることもあるので気を付けましょう。

▼まとめ
今回は、お通夜の意味についてご紹介しました。
お通夜の意味を知っておくことで、いざという時に困らずに済みますよ。
是非参考にしてみて下さいね。